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青果物の長期貯蔵における品質管理と制御

本講座の特長とねらい★ 青果物、特に野菜は他の農産物に比べ収穫された後の品質劣化につながる鮮度低下が著しい。本セミナーでは、青果物の品質について長く研究してきた演者が品質を構成する要素から、おいしさと成分の関係、品質を決定する要因について詳述し、ついで、生産現場から消費までの温度、湿度を安定的に制御するMYCOMスーパーフレッシュを利用したシステム提案と長期貯蔵事例、最後に青果物鮮度保持研究の第一人者が収穫後の品質変化と環境と関係、鮮度・品質保持技術の現状について研究の概要を解説するとともに、最近の注目技術について分かりやすく紹介します。

■日時 2019年 10月30日(水)10:30〜16:30
■会場 産業科学システムズ会議室(東京・飯田橋)(地図はこちら
■受講料 1名 37,000円 + 消費税
2名以上1名 34,000円 + 消費税
≪セミナーコード 1101-191030≫

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【よくある質問(FAQ)】 ※お申込む前に必ずご覧下さい。          

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※開催日前14日目以降のキャンセルはお受けできませんので、
都合が悪い場合は代理の方がご出席をされますようご配慮をお願いします。
※録音機等の持込みはご遠慮願います。




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講師のことば
宮崎丈史氏 虚実入り混じって様々に語られている青果物の品質について、研究で得られた成果等に基づいて真の姿をお伝えしたい。

金井 理氏 現行のコールドチェーンでは栽培から消費まで安定した保管・貯蔵が出来ていない。これに伴い、保管中に発生する廃棄ロスにより安定した供給ができないといった問題が発生している。このような現状から、生産現場から消費までの温度、湿度を安定的に制御するシステムとして、MYCOMスーパーフレッシュを利用したシステムを提案して、廃棄ロスの軽減に繋げていきたいと考えている。

椎名 武夫氏 青果物は、収穫後も呼吸、蒸散等の生命活動を維持しています。呼吸は生命維持に不可欠な生理作用ですが、品質変化の原因でもあり、一般的には、呼吸を抑制することで品質維持が図られます。本講演では、青果物の品質保持の基本とその実用技術について解説するとともに、最近の技術開発動向について解説します。 


講師
(元)千葉県農林総合研究センター 生産技術部長 博士(農学) 宮崎丈史氏
(元)農産物流通技術研究会副会長、(元)NPO法人野菜と文化のフォーラム理事
流通利用研究室等で農産物の品質評価法や品質保持法の開発に長く携わる

(株)前川製作所 技術企画本部 技術研究所 食品生物技術グループ 金井 理氏
 現在は農産物の長期貯蔵システム(MYCOMスーパーフレッシュ)の研究・開発に伴い、庫内の衛生状況や野菜の品質の評価を行っている。

千葉大学大学院園芸学研究科 教授 博士(農学) 椎名 武夫氏
農研機構食品総合研究所(現食品研究部門) 食品工学研究領域 流通工学研究チーム長
 2014年4月より 千葉大学大学院園芸学研究科園芸食品工学研究室 教授
日本包装学会会長(2016〜)、農産物流通技術研究会事務局長、日本食品保蔵科学会理事、
日本食品科学工学会誌論文賞(2011)、日本食品保蔵科学会学会賞(2013


プログラム(各項目とも質疑応答含む)
●Study and Learning
 T 青果物の品質構成要素と決定要因
 1.青果物の品質を構成する要素について
   (1)栄養性
   (2)機能性
   (3)安全性
   (4)食味(おいしさ)
     1)おいしさに関与する要素
     2)味の構成成分
     3)成分の測り方
     4)部位別の成分
     4)部位別の成分
 2.青果物の品質の決定要因について
   (1)栽培要因と品質
     1)栽培環境の影響
     2)肥料の量と質の影響 
   (2)採り時・熟度と品質
   (3)収穫後の取り扱いと品質変化
     1)貯蔵や追熟による成分の変化
     2)取り扱い方法の影響
 
■  10:30〜12:30  宮崎 丈史氏
 U MYCOMスーパーフレッシュシステムにおける長期保管技術の紹介
 1.青果物のフードチェーンの現状と課題
 2.鮮度低下のメカニズムと実用化されている貯蔵技術
   (1)野菜の鮮度と品質から老化の進行について
   (2)野菜の鮮度保持のためには
   (3)冷蔵貯蔵庫、CA貯蔵庫、MA包装技術、1-MCP技術について
 3.「MYCOMスーパーフレッシュ」による低温高湿度貯蔵技術
 (2)CA貯蔵・MA包装
 (3)エチレンの除去・作用阻害
 (4)緩衝包装
 3.最近の注目技術
   (1)散水式スーパーフレッシュについて
   (2)無散水式スーパーフレッシュ(開発中)について
 4.導入事例
   (1)キャベツの長期保管(富山県/JAいなば)
   (2)さつまいもの長期保管(高知県/渋谷食品)
   (3)その他(イチゴ、ブドウ、リンゴなど)
 
■  13:30〜14:30  金井 理氏
 V 収穫後青果物の定量的品質管理
 1.環境因子と品質変化
   (1)物理的環境(温度、湿度)
   (2)化学的環境(ガス環境)
   (3)その他の環境因子
 2.モデルとシミュレーション
 3.定量的品質管理のための研究例
   (1)カットキャベツの最適MA包装設計
   (2)カットキャベツの冷却モデル
   (3)個体キャベツの冷却モデル
   (4)修正ガス環境下における呼吸速度の測定
   (5)累積エチレン生成量に基づく緑熟トマトの追熟モデル
   (6)包装の加速度伝達率と緩衝特性
   (7)トマトの微小落下衝撃とストレス応答
   (8)キャベツの落下衝撃ストレスとストレス応答のモデル
   (9)TET品質管理システムの構想
 4.最近の研究紹介
   (1)オミクスを活用したTET品質管理
   (2)SIP第2期「スマートバイオ産業・食品基盤技術」 の概要
   (3)SIPスマートフードチェーンの社会実装の試み
 
■  14:30〜16:30  椎名 武夫氏
 ●Solution and Consulting / 質疑応答
 事前アンケートのご質問について解説します
 ※講師によって一部回答できない場合がございますので、ご了承願います。



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